導入事例

歯学博士 南 誠二 先生 インタビュー

南 誠二

アナログX線装置での苦労

私は平成2年開業時に設置したアナログのパノラマエックス線装置をずっと使用してきました。

10年ほど前からイメージングプレートを使用して、形ばかりのデジタル化をしていたのですが、画像は不鮮明で細部は常にデンタルエックス線の併用が必須でした。

また、矯正分析のためにセファログラムも後付けで設置しましたが、画質が悪く、トレースに毎回苦労していました。さらに、インプラント治療において、近年では安全な治療のために術前の3次元的診断が必須ですが、毎回、他施設で撮影を依頼し、余計な時間と手間がかかっていました。

1回のスキャンで2つの画像撮影

そこで、数年前より歯科用CT複合機の購入を検討していましたが、あまりにも高価で、私のように一人でやっている小さな歯科医院には経営のリスクを考えると手が出ませんでした。

そんな時、ふと、CiメディカルからのDMを見て、価格と内容に惹かれました。ただ、機能的には劣るのではないか?通販が中心の会社が大丈夫だろうか?アフターサービスが心配?という不安もありました。

しかし、ショールームで実機や画像を見て、また営業の方から性能や海外での評価を聞いて、購入を決意しました。

決意の理由

決意した理由の中で主な事項は、まず価格が安い(セファロ付きでも700万円を切る)。

パノラマの画像が優れている(マジックパン)。

他社の1000万円台の機種ではFOV(撮影領域)が小さく下顎智歯の根尖まで撮れないが、この装置は下顎骨が全て撮れる(解剖学的FOV)。

他にも、セファロ画像も鮮明、操作が簡単、部分的なCT(50mm×50mm)のモードも撮影できる。などです。

いままでの装置に抱いていた不満を一掃

購入して3ヶ月半が経ちましたが、この装置のおかげで、すごく診療が充実しています。例えば、

① パノラマが鮮明なため、初診時の診断でデンタルエックス線撮影を併用することが、かなり減少しました。う蝕や根尖病巣、骨吸収の状況がパノラマで確認できます。
② セファロ画像が鮮明でトレースが大変楽になり、正確になりました。
③ インプラント術前や術後の3次元的診断が自院でタイムラグ無く出来るようになりました。

私が従来のエックス線装置やIPシステムで抱いていた不満がすべて一掃され、正確な画像診断が出来て、私にとっても患者にとっても安全、安心な診療につながっています。月々約10万円のリース料ですが、効果を考えると十分に貢献していると満足しています。

丁寧なアフターサービス

心配していたアフターサービスですが、設置直後にインストラクターの方が懇切丁寧に私やスタッフに教えていただき、こちらの希望にもしっかり対応してくれます。

また、CT複合機の不具合は今のところありませんが、先日、歯科用ユニットに患者説明用に設置していたクライアントパソコンが壊れてしまいました。
これは、以前のシステムから10年以上使用していたもの(XP)で、Ciメディカル社には責任はないのですが、新規購入したパソコンとサーバーの接続のためにすぐに駆け付けてくれました。
なお、保守料は設置から2年間無料で3年目以降も他社に比べるとかなり安く設定されています。

インレー修復

実際の症例

さて、最後に私が実際の診療に活用して役に立った1症例を提示します。

患者は40代の女性で、約4年前に深いう蝕で覆髄してインレー修復した左上5番で、強い咬合痛で来院されました(図1)。

EPT-と打診痛から急性化膿性根尖性歯周炎と診断し、感染根管治療を開始しましたが、根管の走行と上顎洞との関係をみようと部分的なCT撮影を行いました。すると、根尖口と上顎洞がつながっており、上顎洞炎と思われる不透過像が認められました(図2)。

その約2か月後に打診痛等の症状が完全に消失したので、ビタペックス仮根充して再度CT撮影すると、不透過像がほとんど透過像に変わっており(図3)、このことから、歯性上顎洞炎を起こしていた可能性が高いと判断できました。

上顎洞炎と思われる不透画像 ビタペックス仮根充後

 

このような診断はパノラマ画像やデンタル画像だけでは無理であり、CT画像の有用性を強く感じました。患者も画像を見て大変喜ばれ、さらに信頼関係が深まったのではないかと思います。

今後も、正確で安全な診療のため、VATECH社のCT複合機は当院で大活躍してくれると確信しています。

小佐野 貴識 様 インタビュー

小佐野 貴識

診断や治療に専念できる

いままでに何台か歯科用CTは使用しましたが、それぞれにそれぞれの癖があり、最初は何度も失敗し、慣れるまでに苦労しました。

Pax-i3Dの説明を聞き、実機を見てこれまでの歯科用CTとはだいぶ違うな、という印象しかありませんでした。

しかし、実際に導入してみると装置の寸法は小さいながら患者側の空間は従来のパノラマより少し広く、位置付けはパノラマ感覚で行えるので、装置の変更がストレスになりませんでした。

撮影の失敗に対する不安やストレスがなく、撮影後の診断や治療に専念できます。

充実の機能

パノラマ画像は画質が鮮明で、新技術により前歯部のボケがなく、上顎洞壁・下顎管壁も従来より明瞭に描出されています。

CT画像は精細(0.08mm)と標準(0.20mm)のどちらも金属アーチファクトの影響を受けやすい印象ですが、根尖病変・埋伏歯・インプラント術前・嚢胞性疾患などの診断には支障ありませんでした。

世界的に被曝低減の傾向があり、従来よりもかなり線量を下げていることも患者さんに利益になります。高画質でも被曝量が多くては、結局使わなくなってしまいます。画像表示ソフトは動作が軽快な上に、標準でインプラントシミュレーション、下顎管の3D表示などの機能があり、有料のソフトを凌駕する操作性です。

情報量も多く、高性能なため撮影した画像は診療後に構築、診断して後日患者さんに説明するようにしています。

不測のトラブルも遠隔サポートで解決

それでも導入直後は不測のトラブルが起き、撮影できないことがありましたが、遠隔サポートにより15分ほどで問題解決していただきました。
これまではスタッフの到着を待って、診療の合間に時間を割いていましたが、ネットワーク技術の進歩にも驚きました。

一緒に働くスタッフが導入直後は色々と戸惑うかと思いましたが、PC操作は数回の練習を要したくらいで、撮影の準備も、患者さんの導入や位置付けも導入初日から撮影に戸惑うことがありませんでした。

パノラマ・CT複合機の利便性も再認識しました!さらに撮影準備完了時や撮影終了後に装置が自動でアナウンスするため、患者さんへの指示も楽になりました。

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